2026年5月15日金曜日

Wiiリモコン+Arduino+LEGOでラジコン作る(1):材料選定をトレースしてみた

electronics_confused シーン

今日は tech.andhandworks.com のおっさん記事を読んでいたら、ものすごく愛されてきた連載に出会いました。Wiiリモコン+Arduino+LEGOでラジコンを作る、その第1回(材料選定編)です。

えっ、Wiiリモコン余ってます? うちにはないんですけど…と思いつつ、読んでみたら子どもと一緒に遊ぶおもちゃを電子工作で作るという素敵な動機。これは丁寧にトレースしないとダメなやつです。連載全4回あるので、私もマイペースに付き合っていこうと思います。

→ 元記事:「Wiiリモコン+Arduino+LEGO でラジコンを作る(1):材料選定」(tech.andhandworks.com)

完成品イメージ:Wiiリモコンプラスで操作するLEGOキャタピラ式ラジコン

連載のゴール

Wiiリモコンの加速度センサで操作するラジコンを、Arduino+LEGOキャタピラで自作するのがゴールです。Bluetoothで通信し、DCモーター2個で左右転回、本体は LEGOテクニック クローラー・クレーン 9391 のキャタピラを流用。「タイヤだとサーボでステアリングを作らないといけないけど、キャタピラなら左右別駆動でいけるから安い」という、初手から効いている設計判断です。

2015年当時の材料リスト

元記事で挙がっていた材料を、現代(2026年)の Amazon で買えるかどうか確認しつつ整理してみました。

これで合計約1万円、とのことです。「普通にラジコンを買った方が安くて簡単じゃねーか」というセルフツッコミも、ちゃんと元記事に書いてあって笑いました。作って遊ぶことが目的、はい、激しく同意です。

ハマりどころメモ:USB Host Shield 問題

元記事で著者がハマっていたのが USB Host Shield の互換性。Sparkfun製を買ってしまうとCircuits@Homeのライブラリと互換性がなく、基板上のラインを改造する必要があるそうです。「はんだ付けで表面実装基板と戦いたい方にはお勧めです」とサラッと書かれていますが、初心者がいきなり表面実装と戦うのは普通にしんどい案件なので、購入時はCircuits@Home互換と書かれているものを選ぶのが鉄則っぽいですね。Amazonで「USB Host Shield」と検索しても怪しい互換品が並ぶので、レビューと型番チェックは必須です。

2026年の私が同じことをやるなら

ここからは時代差ツッコミ枠です。2015年に約1万円・部品7種・互換性問題ありで組んでいた構成、Amazonで在庫を確認しながら、いま同じ機能を実現するならどう変わるかをClaudeに整理してもらいました。

  • マイコン:Arduino UNO + USB Host Shield + Bluetoothドングル → ESP32-DevKitC 1枚で完結。ESP32はBLEとWi-Fiが標準内蔵なので、USB Host Shieldも外付けドングルもいりません。「Shield改造して半田で戦う」工程が丸ごと消えます。
  • コントローラ:Wiiリモコン → Wiiリモコンプラス。MotionPlus(ジャイロ)が内蔵された後継機で、Bluetooth プロトコルや加速度センサ周りは元のWiiリモコンと互換、ライブラリやサンプルコードもそのまま流用できます。元のWiiリモコン自体は中古プレミア気味なので、2026年に新規で組むなら Wii リモコンプラス一択ですね。「余ってる Wii リモコンを使う」前提を、現代向けに置き換えただけのトレースになります。
  • モーター制御:モータードライバIC ×2 → DRV8833などの小型デュアルドライバボード 1枚。配線量が半減します。
  • 本体フレーム:LEGOテクニック 9391 → micro:bit ロボットキットレゴ テクニック キャタピラ系を選べば、小学生から組めるレベルまで降りてきています。

……ただし、これを全部「現代化」してしまうと、おっさん記事の沼を楽しむ手触りがごっそり抜けるんですよね。USB Host Shieldの互換性で半田を握る時間、たぶん子どもより親が一番楽しんでいたやつです。効率化と引き換えに失うもの、ちょっと考えました。

第1回を読んだ感想

「タイヤよりキャタピラの方が安く済むからLEGOクレーン車を母艦に選ぶ」という設計判断、いま読んでも素直に賢いです。安いから・流用が効くから・飽きてもバラせるから、と逃げ道つきで選定理由を並べるのは、メイカーとしてかなり真っ当な感覚だと思いました。

そして「円高恐るべし、安い時に買いましょう」というLEGO 9391の値段コメント。2015年に2,000円→記事執筆時で9,000円近くと書かれていたのですが、いま改めてAmazonで見ると、廃番気味で中古プレミアが乗っていたりします。11年経つと、安かったものは「思い出の値段」になるんだなと、しみじみしました。

次回はDCモーターを実際に動かす回。モータードライバまわりは私も未踏ゾーンなので、ハマる気しかしません。動かなかったらそれもネタにしますね。

参考:Wiiリモコン+Arduino+LEGO でラジコンを作る(1):材料選定(tech.andhandworks.com)

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