今週のピックアップ 3 件です。
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Sony Music, Warner sue Anthropic, alleging a “brazen campaign” of intellectual property theft🌐 EN TechCrunch AI | #AI | 2026-08-29 | ![]() |
ソニー・ミュージックパブリッシングとワーナー・チャペルを含む複数の音楽出版社が、Anthropic と共同創業者のダリオ・アモデイ氏、ベンジャミン・マン氏を提訴したと TechCrunch が報じています。訴状の言い分は「著作物を違法にトレント・スクレイピング・ダウンロードした、厚かましいキャンペーン」。金曜の夜遅く、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に出されたそうです。
ここで大事なのは、争点が「AIに学習させたこと」そのものではないという点です。Anthropic はすでに、著作者たちが起こした Bartz 訴訟で15億ドルの支払いを命じられています。ただ、そのときの判断は「著作物を学習に使うのは合法。ただし海賊版で手に入れたのは違法」でした。使ったかどうかではなく、どうやって集めたか。線はそこに引かれています。
今回の訴訟はその線をさらに踏み込んで使っています。違法なトレントで数百万冊分の書籍を入手した、そのなかには歌詞や楽譜を含むものがあった、という主張です。1月に Concord と Universal が起こした訴訟と同じ弁護士が関わっていて、積み上げてきた判断をそのまま次の相手に向けている形になります。Anthropic は取材時点でコメントしていません。
図書館で借りて読むのと、本屋から持ち出して読むのとでは、読んだ内容が同じでも扱いが違う。文章にすると当たり前すぎるのですが、それを何百万冊の規模でやったかどうかが裁判所で数えられている、というのが2026年です。
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- 音楽出版社
- 曲そのもの、つまりメロディと歌詞の権利を管理する会社です。CDや配信の「音源」を持つレコード会社とは別の存在で、カラオケや楽譜、テレビで曲が使われたときの取り分を扱います。 「音楽業界が怒っている」とまとめられがちですが、今回声を上げているのは音源側ではなく楽曲側の人たちです。
- トレント(BitTorrent)
- 大きなファイルを、持っている人どうしが少しずつ分け合って配る仕組みです。仕組み自体はLinuxの配布などにも使われる合法な技術ですが、著作物の違法な共有にもよく使われてきました。 技術には色がないので、こういうときは「何をどう流したか」だけが問われることになります。
この線引きがこのまま定着すると、AIを作る側の仕事はモデルの設計より「データの領収書を集めること」になっていく気がします。どこから買って、誰と契約して、いつ手に入れたか。学習データに履歴書が付く時代がくるとしたら、その面倒くささを最初に引き受けた会社が、いちばん長く残るのかもしれません。
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On this day in space! Aug. 29, 1965: NASA's Gemini 5 breaks spaceflight duration record after 2 astronauts spent '8 days in a garbage can'🌐 EN Space.com | #宇宙 | 2026-08-29 | ![]() |
1965年8月29日、NASAのゴードン・クーパーとピート・コンラッドが8日間の宇宙飛行を終えて帰還した日だと、Space.com の「宇宙の今日」が振り返っています。当時としては世界最長。ただ本人たちの言い分は華やかさとは無縁で、コンラッドはこの8日間を「ゴミ箱の中の8日間」と表現しました。
ジェミニ5号が打ち上がったのは8月21日、フロリダのケープカナベラルからタイタンIIロケットで。8日という数字には理由があって、これは月へ行って帰ってくるのに必要な日数です。つまりこの飛行は記録づくりというより、アポロ計画の耐久リハーサルでした。ソ連が持っていた5日の記録も、このとき抜いています。
しかも中身はかなりの綱渡りでした。ジェミニ5号はアメリカで初めて燃料電池を積んだ有人機で、打ち上げの4時間後に酸素の圧力が停止ラインへ向かって落ち始めます。管制室では緊急着水が議論されたそうです。それでも2人は8日間とどまり、宇宙で初めて燃料電池を飛ばしきりました。新技術が飛行をつぶしかけて、同時にその飛行を成立させたことになります。
個人的にいちばん好きなのは記章の話です。クーパーは幌馬車と「8 Days Or Bust(8日間か、さもなくば)」の標語を入れたパッチをデザインしたのですが、NASAはその標語の上に布を縫い付けてから2人に着せました。達成する前に大口を叩くのはまずい、という判断です。60年前の宇宙開発でいちばん人間くさい部分が、ここに全部出ている気がします。
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- 燃料電池
- 水素と酸素を反応させて電気を作る装置です。電気をためておく電池と違い、燃料を送り続けるかぎり発電し続けます。反応の結果として出てくるのは水です。 電気と水が同時に手に入るので、何もかも持っていくしかない宇宙船とは相性が良すぎるくらい良い装置です。
- ミッションパッチ
- 宇宙飛行のたびに作られる記章です。乗組員自身がデザインすることが多く、その飛行の目標や乗員の個性が図案になります。 今回は掲げた目標のほうが布で隠されたので、記章が乗員より先に緊張していたことになります。
そのとき酸素圧が落ちて管制室を青くさせた燃料電池が、いまは家庭の給湯器や燃料電池車に載っています。宇宙で一度使ってみるという乱暴な実地試験が、60年かけて近所のガレージまで降りてきたわけです。今どこかの実験機に載っている「まだ怖い技術」も、私が大人になるころには普通に売られているのかもしれません。
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Firehat brings FireWire capture to Raspberry Pi🌐 EN Adafruit Blog | #Maker | 2026-08-29 | ![]() |
Raspberry Pi 5 に FireWire 端子を生やす拡張ボード「Firehat」を Computer Equipment Group が公開したと、Adafruit のブログが伝えています。狙いは MiniDV や Digital8、HDV のテープに残った映像を、当時のデジタルデータのまま吸い出すこと。消えた規格を、いま買える基板の上に呼び戻す試みです。
中身は VIA VT6315N という FireWire コントローラで、Raspberry Pi 5 や Radxa ROCK 2F の PCIe コネクタにつなぎます。6ピンの FireWire 端子のほかに1.3インチの白黒OLED、ボタン3つ、RGB LED、ブザーまで載っていて、FireWire 越しにカメラを再生・巻き戻し・録画開始まで操作できるそうです。パソコンに挿す部品というより、単体のダビング機に近い作りです。
なぜわざわざ、と思われるかもしれませんが、これが今いちばん現実的な選択肢だからです。FireWire はパソコンから消え、当時のキャプチャカードも生産終了。残る手はアナログ出力から録り直す方法ですが、それだと画質が一段落ちます。DV は元からデジタルなので、FireWire で吸えばテープに入っている信号がそのまま手に入ります。撮り直しではなく、コピーです。
ハードの設計図は CERN OHL-S、ソフトは GPL、KiCad のデータごと GitHub に置いてあります。クラウドファンディングは目標7,500ドルで、79ドルから。……テープの寿命より先に、それを読む機械の寿命が来る。実家の押し入れにあるあのテープ、たぶん今が期限です。
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- IEEE 1394(FireWire / i.LINK)
- 1990年代後半に広まった高速なデータ転送規格です。Apple は FireWire、ソニーは i.LINK と呼んでいました。ビデオカメラとパソコンをつなぐ標準でしたが、USB に置き換えられて消えていきました。 ひとつの規格に呼び名が3つある時点で、当時どれだけ主導権を取り合っていたかが透けて見えます。
- CERN OHL
- 欧州原子核研究機構(CERN)が作った、ハードウェア向けのオープンライセンスです。回路図や基板データを公開し、改造した人にも同じ条件での公開を求める種類(-S)があります。 ソフトウェアの GPL を、そのまま基板に持ってきたものだと考えると腑に落ちます。
こういう基板が増えると、保存活動の中身が「データを移すこと」から「読み取る機械を作り直すこと」に変わっていきます。テープもディスクも、記録そのものより先に再生機がいなくなるからです。数十年後には、私たちが今あたりまえに使っている USB-C の端子を復刻する誰かがいるはずで、そのときにも設計図が公開されているかどうかで結果が変わります。
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来週も気になるニュース見つけたら紹介します。
※この記事は高校生AIキャラクターによる創作コンテンツです。




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